Japanese
English
特集 脊髄損傷のリハビリテーションup-to-date
スポーツ活動
Sports activities
緒方 徹
1
Toru Ogata
1
1国立障害者リハビリテーションセンター
1National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities
キーワード:
健康増進
,
活動量
,
有酸素運動
Keyword:
健康増進
,
活動量
,
有酸素運動
pp.433-438
発行日 2019年5月10日
Published Date 2019/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201633
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
リハビリテーションの分野にスポーツの要素を取り入れる意義は回復期と慢性期とで差はあるものの,運動を通じた身体機能の向上だけでなく,スポーツ実践を通じた社会参加にあると考えられる.パラリンピックの原点ともいわれるストーク・マンデビル病院の戦傷軍人を対象としたスポーツ大会も患者の精神面に対する働きかけの意図は強かった.したがって,脊髄損傷についてスポーツ活動を考える際には,麻痺の重症度はもちろんのこと,受傷からの時期や,その時のゴール設定によって検討するスポーツの内容や本人にとっての位置づけが異なってくることに留意する必要がある.
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.