Japanese
English
特集 職業リハビリテーション
身体障害
Vocational rehabilitation for people with physical disability
横山 修
1
,
松元 健
2
Osamu Yokoyama
1
,
Takeshi Matsumoto
2
1神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科
2神奈川リハビリテーション病院職能科
1Department of Rehabilitation, Kanagawa Rehabilitation Hospital
2Department of Vocational Rehabilitation, Kanagawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
身体障害
,
就労支援
,
在宅就労
Keyword:
身体障害
,
就労支援
,
在宅就労
pp.685-690
発行日 2017年7月10日
Published Date 2017/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201012
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はじめに
身体障害者の就労支援を進める場合,障害者の能力特性に応じた階層構造と支援1)を理解することが重要である(図1).
企業側が必要とするのは生産性に直結する最上層の職務の遂行である.しかし,身体障害の場合は原疾患による疾病・障害の管理,日常生活の遂行,職業生活の遂行の下3層を充実させる必要があり,特に下2層においては,初回のリハビリテーションの果たす役割が大きい.この土台となる2層を安定させ,職業生活の遂行として作業能力を身に着け,企業の求める水準に達することが就労支援として重要である.今回われわれは当院の医学的リハビリテーションの段階から実施される就労支援と在宅就労について述べていく.
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