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増大特集 在宅生活で使える! 福祉用具ガイド
福祉用具の利用
How to make effective use of assistive technology in housing
伊藤 利之
1
Toshiyuki Ito
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター
1Yokohama Rehabilitation Center
pp.405-409
発行日 2017年5月10日
Published Date 2017/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200937
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はじめに
在宅生活を余儀なくされている人の生活障害を改善するうえで,福祉用具とそれに伴う住環境整備は,今や必須のリハビリテーション手段となった.
高齢化が進むなか,介護保険による福祉用具のレンタル支給は,その普及だけでなく介護機器などの開発にも大きく貢献した.しかし,それらは適切に支給され機能しているかといえば,実際の現場を見る限り疑問視せざるを得ない.特に身体との適合,住環境や生活スタイルとの適合については,今後,より効果的・効率的な支給体制の整備が必要である.
本稿では,支給制度とその課題を中心に,経験的ではあるが実際適用のポイントについて解説する.
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