Japanese
English
実践講座 障害者雇用の実際・2
リハビリテーションセンターの立場から
Actuality of employment for persons with disabilities:from the standpoint of the rehabilitation center
横井 剛
1
Tsuyoshi Yokoi
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター
1Yokohama Rehabilitation Center
キーワード:
就労支援
,
連携
,
社会参加
Keyword:
就労支援
,
連携
,
社会参加
pp.943-947
発行日 2015年10月10日
Published Date 2015/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200388
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はじめに
働くことの目的は大きく分けて3つある.1つ目は経済的なもので,これは収入を得て,生計を維持していくことである.2つ目は,社会のなかでの役割を担い,社会に貢献することである.そして3つ目は,仕事において自分の個性を発揮し,生きがいを充足させ,人生を実りあるものにすることである.したがって障害の有無にかかわらず,働くことは人生において重要であり,就労年齢にある障害者のリハビリテーションにおいても,就労は社会参加の最も大きな目標となる.
しかし,その目標を達成するためには医学的リハビリテーションのみでは難しく,社会的・職業的リハビリテーションもあわせた総合的なリハビリテーションが行われる必要がある.本稿では,横浜市総合リハビリテーションセンター(以下,当センター)における中途障害者の就労支援に向けた取り組みを具体的な症例も交えて解説していきたい.
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