Japanese
English
短報
作業機能障害の種類と評価(Classification and Assessment of Occupational Dysfunction;CAOD)の試作版作成
Basic study on“Classification and Assessment of Occupational Dysfunction(CAOD)”.
寺岡 睦
1,2
,
京極 真
3
,
中山 朋子
4
,
西本 佳加
5
,
山﨑 信和
6
,
中村Thomas 裕美
7
Mutsumi Teraoka
1,2
,
Makoto Kyougoku
3
,
Tomoko Nakayama
4
,
Yoshika Nishimoto
5
,
Shinwa Yamasaki
6
,
Hiromi Nakamura-Thomas
7
1吉備国際大学大学院保健科学研究科学部大学院一貫教育コース
2大杉病院
3吉備国際大学大学院保健科学研究科
4山陽病院
5寺岡記念病院
6山田記念病院
7埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科
15-year Combined B. A. and M. A. in Health Care at KIBI International University
2Osugi Hospital
3KIBI International University Graduate School
4Sanyo Hospital
5Teraoka Memorial Hospital
6Yamada Memorial Hospital
7Saitama Prefectural University
キーワード:
作業機能障害
,
作業機能障害の種類と評価
,
表面的妥当性
,
尺度開発
Keyword:
作業機能障害
,
作業機能障害の種類と評価
,
表面的妥当性
,
尺度開発
pp.475-479
発行日 2013年5月10日
Published Date 2013/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110118
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要旨:本研究では,作業機能障害の種類を評価できる尺度を開発するために,構成概念の整理,項目プールの作成,表面的妥当性の検討の3段階で実施した.第1段階ではまず,対象者5名で作業機能障害の種類を検討し,作業不均衡,作業剝奪,作業疎外,作業周縁化に整理した.第2段階では,対象者7名で,この構成概念に基づき計41の項目プールを作成した.第3段階では,対象者65名に項目プールを配布し,各項目の表面的妥当性を検討した.その結果,全体の平均で約96.8%の対象者が,計41項目の表現に対して理解できると答えた.最終的に,CAOD予備尺度で使用する計40項目の表面的妥当性は十分担保されていると考えられた.
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