学会印象記
第37回日本リハビリテーション医学会学術集会
安藤 徳彦
1
,
菊地 尚久
1
,
足立 徹也
1
,
高岡 徹
1
,
半沢 直美
1
,
水落 和也
1
1横浜市立大学リハビリテーション科
pp.886-888
発行日 2000年9月10日
Published Date 2000/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109322
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日本リハビリテーション医学会第37回学術集会は,2000年6月22日から24日までの3日間,東京ビッグサイトで石神重信会長,高橋紳一運営委員長を中心に防衛医科大学校の先生方の主催で開催された.
今回の学術集会の主題は「リハビリテーション医学の確立と展開;リハビリテーション医療の有効性」であった.学会の大きな目的は,新しい世紀を迎えるに当たってリハビリテーション医学の将来の方向性をあらゆる側面から検討することにあったと思われる.そのためには世界中の情報を集めて討議する必要もあり,リハビリテーション医学の先端知識だけでなく,医療制度の状況も,福祉の状況も,社会の情勢や行政の対応も,さらには学術集会の開催様式まで検討する必要があった.限られた会期期間中に開催される学会が非常に盛り沢山で賑やかなものになったのは当然の結果であった.学会長の意気軒昂ぶりを示す学会でもあった.
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