Japanese
English
特集 関節拘縮と治療
上肢の関節拘縮に対する理学療法
Physical Therapy for Contracture of the Shoulder and the Elbow Joints.
吉永 勝訓
1
,
鈴木 秀明
2
,
齋藤 康文
2
,
天田 裕子
1
Katsunori Yoshinaga
1
,
Hideaki Suzuki
2
,
Yasufumi Saito
2
,
Yuko Amada
1
1千葉大学医学部附属病院リハビリテーション部
2国保八日市場市民総合病院整形外科
1Division of Rehabilitation Medicine, School of Medicine, Chiba University
2Department of Orthopaedic Surgery, Yokaichiba Municipal Hospital
キーワード:
関節拘縮
,
理学療法
,
肩関節
,
肘関節
Keyword:
関節拘縮
,
理学療法
,
肩関節
,
肘関節
pp.605-610
発行日 1999年7月10日
Published Date 1999/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109005
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はじめに
上肢に期待される機能の一つとして,日常生活動作や作業に際して各方向に手を伸ばすことが求められる.特に,肩関節や肘関節に拘縮が生じると,リーチの障害が生じ,日常生活上の困難に直結する.
この稿では,肩関節・肘関節に拘縮を生じる代表的な疾患を取り上げ,その病態と予防,および改善のための理学療法の実際について概説する.
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