スコープ
吉備高原医療リハビリテーションセンターでの経験―公募医に応募して
宇田川 素子
1
1鹿児島大学医学部リハビリテーション科
pp.186
発行日 1999年2月10日
Published Date 1999/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108911
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リハビリテーション医であると自ら公言していながら,実は偏りある自分の臨床経験に問題意識をもっていた一昨年,私はリハビリテーション雑誌およびインターネットを通じて吉備高原医療リハビリテーションセンターがリハビリテーション科と整形外科の境界を取り去って脊髄損傷(以下,脊損)等の診療を行っていること,また,研修医を募集していることを知った.所属している大学の教授,医局長の了解を得て吉備高原医療リハビリテーションセンター(以下,吉備リハセンターと略)と折衝の結果,研修期間は5か月,待遇も決まり平成10年6月より研修を始めることになった.
吉備リハセンターは岡山空港から車で約20分,労働福祉事業団の医療施設(院長:武智秀夫,リハビリテーション科部長:徳弘昭博,病床数:150)である.
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