リハビリテーション関連資料
痴呆の発症数,罹病者数の推移と将来の予測
江藤 文夫
1
1獨協医科大学リハビリテーション科学教室
pp.699-701
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108713
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痴呆の罹病者数あるいは罹病率(prevalence)は加齢とともに増大する(図)1).罹病率は新患の発病率(incidence)に影響されるだけでなく,罹病期間,すなわち痴呆ではその生存期間にも影響される.一方,発病率を明らかにするためには,危険因子が同様であっても医療や介護の水準により生存期間には差を生じるので,長期間の追跡調査を必要とする.
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