統計
医療施設別看護婦数の推移
大久保 正一
1
1日本大学医学部病院管理学
pp.1047
発行日 1972年8月1日
Published Date 1972/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916408
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看護婦数は1956年96,789名から1970年133,138名に15年間に1.4倍となった.これを施設別に検討すると図のごとくである.
一般病院にもっとも多く,しかもこのことが増大傾向にある.1956年総数の59.3%であったが,1970年には66.6%とふえた.1961年頃までは6万未満であり横ばいであったが1961年国民皆保険制度達成後,急激に増加し1961年から1970年までの10年間に1躍1.5倍増加した.一般病院についで精神病院が多いが,1970年総数の11.1%である.1966年まで,とくに急昇したが,その後騰勢は,はなはだにぶり最近はほぼ横ばいとなった.
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