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特集 骨折とリハビリテーション
骨折の保存的治療とリハビリテーション―上腕骨近位端骨折,橈骨遠位端骨折,脊椎圧迫骨折について
Conservative Treatment and Rehabilitation for Proximal Humerus, Distal Radius and Spinal Compression Fractures.
相澤 利武
1
Toshitake Aizawa
1
1いわき市立総合磐城共立病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Iwaki kyoritsu General Hospital
キーワード:
保存的治療
,
上腕骨近位端骨折
,
橈骨遠位端骨折
,
脊椎圧迫骨折
Keyword:
保存的治療
,
上腕骨近位端骨折
,
橈骨遠位端骨折
,
脊椎圧迫骨折
pp.625-629
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108698
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はじめに
骨折は,骨に対して許容できる以上の力が加わった時に生じる.このため骨の強度が強い若年者では労災事故や交通外傷などで生ずるが,高齢者では骨強度が低下しているため,日常生活動作での単純な転倒のみで骨折を生じ,その様相は異なっている.骨折の治療法はさまざまな要因から決定されているが,今回は一般的には保存的に治療されることが多い上腕骨近位端骨折,橈骨遠位端骨折,脊椎圧迫骨折について,自験例を中心に,保存的治療の実際とその成績,限界について述べる.
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