Japanese
English
特集 中枢神経障害のリハビリテーション
主要疾患のリハビリテーション・プロセス
脊髄小脳変性症―診断から在宅生活まで
Rehabilitation for Spinocerebellar Degeneration.
菅田 忠夫
1
,
真野 行生
1
,
和嶋 早苗
2
,
伊藤 俊一
3
,
佐々木 学
3
,
中馬 孝容
1
,
佐野 礼子
1
,
齋藤 光則
4
,
蕨 建夫
4
Tadao Sugata
1
,
Yukio Mano
1
,
Sanae Wajima
2
,
Toshikazu Ito
3
,
Manabu Sasaki
3
,
Takayo Chuma
1
,
Reiko Sano
1
,
Mitsunori Saito
4
,
Tateo Warabi
4
1北海道大学医学部リハビリテーション医学講座
2北海道大学医学部付属病院リハビリテーション科病棟
3北海道大学医学部付属病院リハビリテーション部
4医療法人札幌山の上病院
1Department of Rehabilitation Medicine, Hokkaido University School of Medicine
2Department of Rehabilitation, Medical Hospital, Hokkaido University
3Department of Rehabilitation, Medical Hospital, Hokkaido University
4Sapporo Yamanoue Hospital
キーワード:
運動失調症
,
在宅医療
,
脊髄小脳変性症
,
看護
,
理学療法
,
作業療法
,
言語療法
,
在宅生活
,
環境整備
Keyword:
運動失調症
,
在宅医療
,
脊髄小脳変性症
,
看護
,
理学療法
,
作業療法
,
言語療法
,
在宅生活
,
環境整備
pp.1017-1042
発行日 1997年10月10日
Published Date 1997/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108492
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診断・評価・処方とリハビリテーション医の役割など
脊髓小脳変性症(Spinocerebellar degeneration;SCD)とは
脊髄小脳変性症は,主として運動失調を呈する原因不明の中枢神経変性疾患である.臨床的特徴として,緩徐進行性で,遺伝性に発症することもあり,運動失調症に加えて,錐体路症候,錐体外路症候,自律神経症候,末梢神経症状や,これらに伴う脊椎彎曲,足変形などを認めることがある.これらの症候の有無によりSCDの臨床病型を診断する.
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