Japanese
English
特集 中枢神経障害のリハビリテーション
リハビリテーション診断学・処方学
リハビリテーション診療録と処方
Problem-oriented Medical Record and Prescription in Rehabilitation Medicine.
蜂須賀 研二
1
,
緒方 甫
1
Kenji Hachisuka
1
,
Hajime Ogata
1
1産業医科大学リハビリテーション医学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health
キーワード:
処方
,
診療録
Keyword:
処方
,
診療録
pp.897-901
発行日 1997年10月10日
Published Date 1997/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108486
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はじめに
リハビリテーション医療では,一人の患者に対して複数のリハビリテーション・スタッフが,同時進行形式で治療(訓練や指導を含む)を進めていく.そのため,円滑なリハビリテーション治療を行うには,リハビリテーション医師の基本的治療方針の明確化,スタッフ間の意思統一,正確な医療指示の伝達,訓練状況や治療効果の客観的把握が大切である.リハビリテーション診療録では,これらの条件を満たす記載をする必要があり,なかでもリハビリテーション処方はリハビリテーション医の業務上の指示を伝達する手段として大変重要である.ここでは,リハビリテーション診療録,問題リスト,リハビリテーション処方,退院要約に関して注意点の概要を述べる.
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