稀少難病者全国連合会（あせび会）

　稀少難病者全国連合会（あせび会）は，単一疾病では患者会を結成することがきわめて困難な患者と家族の集まりとして，1977年（昭和52年）11月に結成されました，背景には，1970年から75年頃にかけて，次々と難病患者と家族の会が結成され，マスコミで大きく取り上げられる中，取り残される不安と孤独を感じた患者がいたことがあげられます．

　「あせび会」という通称は，馬酔木と書き，各地に自生するつつじ科の常緑灌木で，古くは土止め風よけなどに多く用いられていたことから名付けられました．