保障と補償

　比較とは“2つ（以上）のものや事柄を互いに比べ合わせて，それらの問題点，相違点，一般法則などを考察すること”（国語大事典）と説明されるが，近年比較文化論に華が咲くようになった．比較することが事柄の焦点を明確にし，一方で比較することによって，新たな発想が生まれるからであろう．リハビリテーションという学際的活動には，さまざまな視点からものを見ることが要求される．一頁講座では本年リハビリテーションに関係する2つの言葉を比較しながら，その原点を捉える企画を試みることになった．