書評
Richard L. Strub F. William Black 著(第2版) 江藤文夫(東京大学リハビリテーション部) 訳―高次脳機能検査法―失行・失認・失語の本態と診断
片伯部 裕次郎
1
1産業医科大学リハビリテーション医学教室
pp.863
発行日 1987年9月10日
Published Date 1987/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106633
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リハビリテーション医学の臨床に携わる者として失行,失認,失語の高次脳機能の障害が,患者の社会復帰への大きな関門として立ち塞がることを経験するのは一度や二度ではない.
神経内科,脳外科の分野においても高次脳機能障害に気付くことにより意外な疾患の存在を診断し得たという例に遭遇することも決して稀ではないかと思われる.
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