Japanese
English
症例報告
約2年で室内歩行を獲得した重度失調障害者の2例
Two Physical Disabled with Severe Ataxia could Walk in the Room in about Two Years.
長谷川 幹
1
,
河野 弘
1
,
内山 靖子
1
,
浜田 武久
1
,
中島 鈴美
1
,
宮田 昌司
1
,
富澤 京子
1
,
竹内 孝仁
2
Miki Hasegawa
1
,
Hiroshi Kono
1
,
Yasuko Uchiyama
1
,
Takehisa Hamada
1
,
Suzumi Nakajima
1
,
Shoji Miyata
1
,
Kyoko Tomizawa
1
,
Takahito Takeuchi
2
1日産厚生会玉川病院リハビリテーション科
2東京医科歯科大学リハビリテーション部
1Department of Rehabilitation, Nissan Koseikai Tamagawa Hospital.
2Department of Rehabilitation, Tokyo Medical and Dental University.
キーワード:
重度失調
,
歩行
Keyword:
重度失調
,
歩行
pp.53-56
発行日 1987年1月10日
Published Date 1987/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106445
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まえがき
運動失調に関する治療,予後について述べた文献1~6)の中で,理学療法に関しては,フレンケル体操,おもり負荷,PNF.弾性緊縛帯が主に施行されているが,いまなお模索しているのが現状ではないかと思う.我々は,約2年間の長期に渡り,歩行器歩行訓練を多用し,なんとか室内歩行が獲得できた2症例を経験したので報告する.
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