ひと
第26回日本リハビリテーション医学会総会にて特別講演をされた Antonio O. Periquet教授
大井 淑雄
1
1自治医大
pp.634
発行日 1989年8月10日
Published Date 1989/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106110
- 有料閲覧
- 文献概要
今田拓会長の主催された今年の日本リハビリテーション医学会に来日した彼は私とはかれこれ16年以上のつき合いになる.彼の弟子の一人を研究員として引き受けたこともあったし,何回かマニラへ行ったこともある.マニラ市には欧米の援助や協力によるいろいろな医学研究所があるが,その一つとしてリハビリテーション医学の研究所を作りたいという悲願を今でも彼は失っていない.マルコス大統領時代に教授として自分の母校で生徒を教えるかたわら,イメルダ夫人やベネデイクト夫人の知遇を得て社会的リハで活躍していた.毎日の生活もとても忙しいもので,よくあれほど働くのもだと感心したものである.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.