書評
上田 敏監訳―末梢神経の診かた 写真でみる診断マニュアル
大井 淑雄
1
1自治医大整形外科・リハビリテーションセンター
pp.571
発行日 1988年7月10日
Published Date 1988/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105863
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リハビリテーション医学,整形外科学,神経内科学において,末梢神経系の機能障害の評価は重要な項目であり,それに関した教科書,マニュアルの類いは数多く出版されている.本書は,もともと,1940年,戦時下において末梢神経損傷の患者に対し,末櫓神経損傷センターを設立したGeorge Riddoch博士とLearmonth教授が,そこでの経験上,一般病院の整形外科医に対し,末梢神経損傷の図解入り手引書の必要性を感じRusset博士,McArdle博士の協力を得て作った手引書であり,30年にわたって版を重ねたものである.
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