Japanese
English
症例報告
前頭葉梗塞3症例のリハビリテーションの経験
Three Cases with Frontal Lobe Syndrome due to Cerebral Infarction.
白野 明
1,2
,
奈良 栄子
1
,
佐藤 直樹
1
Akira Hakuno
1,2
,
Eiko Nara
1
,
Naoki Sato
1
1川崎中央病院リハビリテーションセンター
2横浜市リハビリテーション事業団設立準備会
1Rehabilitation Center, Kawasaki Chuo Hospital
2Planning Office for Yokohama Rehabilitation Center.
キーワード:
前頭葉梗塞
,
知的行動能力
,
Moria
Keyword:
前頭葉梗塞
,
知的行動能力
,
Moria
pp.941-944
発行日 1986年12月10日
Published Date 1986/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105713
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はじめに
脳卒中後遺症のリハビリテーションにおいて,高次神経機能の障害はその機能的予後を支配する因子として重要視されているが,このうち前頭領野の障害は,知的・情緒的機能や目的遂行能力の低下をもたらし,リハビリテーションの極めて困難なものとされている1,2).われわれは最近3例の前頭葉梗塞のリハビリテーションを経験し,さまざまな形での前頭葉症候とその経過を観察したので報告する.
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