一頁講座 リハビリテーションにおけるコンピュータの応用・3
ミニコンとマイコンの相違点
土屋 和夫
1
1労災義肢センター
pp.247
発行日 1981年3月10日
Published Date 1981/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104512
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従来は大型コンピュータに対し,ミニコンという区別があった.本来は,大記憶量をもち,多数の周辺機器を持つものを大型と呼び,そうでないものをミニコンと呼んでいたが,10年前の大型コンピュータの機能を上回る機能を持つミニコンが多数出現しており,性能的な区別は困難になった.それと同じように,ミニコンとマイコンの区別は今のところ判然としない.
強いて区別するとすれば,前回述べた情報処理部を1個のチップにまとめたもの(これをCPUという)で作られているのがマイコンということになる.CPUというのはセントラル・プロセッシング・ユニット(中央処理装置〉の略称である.
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