学会報告
第12回九州リハビリテーション医学懇話会―昭和54年2月25日,別府整肢園
佐竹 孝之
1
1別府整肢園
pp.479-481
発行日 1979年6月10日
Published Date 1979/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552104179
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九州リハビリテーション医学懇話会も今回で12回を数えるまでになった.これまで,言語障害に関する演題は少なく,特別講演が一度あったのみであった.今回,「言語障害と治療」をテーマとして特別講演を組み,演題募集を行った.
アテトーゼ型の脳性麻痺児が,言語障害と顔面,上肢の運動障害の故に精薄児あつかいされることがあったり,失語症の患者が,その障害のゆえに人格まで軽くあつかわれることがあるなど,言語障害の問題はリハビリテーションの中で重要なテーマであると考えたからである.
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