学会報告
第3回九州リハビリテーション医学懇話会
中村 裕
1
1社会福祉法人太陽の家
pp.861
発行日 1974年11月10日
Published Date 1974/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103242
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夏の暑い最中であったが,7月28日(日)午前10時より太陽の家の研修センターで約90名のドクター,PT,OTなどが集まり熱心な討論が行われた.演題は全部で14題であり,午後も1時から2時まで,日曜日ではあったが太陽の家の振替休日で身体障害者の改良された機械を使っての作業状態を参加者全員にみて頂き,身体障害者の職業能力について再認識を得たように思う.
演題の中で1番の福岡新光園の多田先生の作られた痙性麻痺に対する車椅子,熊本大学の下肢装具については,各病院でこれを実際に使用し,次回にその使用成績を追試の形で発表するなど,だんだんと学会活動が臨床的,実際的になったのは喜ばしい限りである.
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