ひと
横浜市大医学部病院リハビリテーション科長となった横浜市大医学部リハビリテーション科 大川嗣雄(おおかわ・つぎお)氏
土屋 弘吉
1
1横浜市大整形外科
pp.860
発行日 1974年11月10日
Published Date 1974/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103241
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大川嗣雄氏が横浜市大医学部病院にリハ部門を創設したのは昭和43年5月であるから,すでに6年余を経過したことになる.その間,氏はリハ部門の設備および人員の充実に努力すると共に,学生教育や卒後教育の確立に意を用い,講義,ベッドサイド・ティーチング,学外専門施設での臨床実習等の教育体系をいち早くうち立てた.また地域リハに対する協力にも極めて熱心である.
本年5月20日に横浜市は横浜市大医学部病院規則を改正し,リハビリテーション科を新設し,同時に大川氏をその科長として発令した.これはむしろ遅きに過ぎた嫌いはあるにしても,リハ業務の重要性が認識され,責任態勢が明確化されたものとして大いに慶賀すべきことである.
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