Japanese
English
特集 脳性麻痺のリハビリテーションⅡ
脳性麻痺児に対する通園訓練に関する諸問題
Physical Therapy Services for the Cerebral Palsy Outpatient.
梶浦 一郎
1
,
西山 知行
1
Ichiro Kajiura
1
,
Tomoyuki Nishiyama
1
1聖母整肢園
1Seibo Hospital for Handicapped Children.
キーワード:
脳性麻痺
,
方法
,
効果
,
必要性
,
将来像
Keyword:
脳性麻痺
,
方法
,
効果
,
必要性
,
将来像
pp.112-118
発行日 1974年2月10日
Published Date 1974/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103095
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【抄録】 脳性麻痺児に対する療育体系の中で,通園訓練という方法は,今やひろくわが国で行なわれている方法である.特に幼少時期からの総合的な療育のためには,中心的役割を果しており多大の効果をあげている.通園訓練を実際行なっているのは,肢体不自由児通園訓練センター,肢体不自由児施設通園部,療育センター,一般病院の通院部門,など種々あり,その内容,規模もまちまちである.すべての脳性麻痺児がその発見直後から十分な療育を受けることを可能にするため,通園訓練が充実完備されることが望まれるが,現実には量的な不足,内容の不備,などのため多くの困難な問題を含んでいる.これらの問題点をいくつかあげ,その方法,効果,必要性などと考え合せて将来像を示してみたい.
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