学会報告
第6回国際物療医学会議/第6回国際物療医学会に参加して/第6回国際物療医学会“リハと教育のセミナー”に参加して
大島 良雄
1
,
今村 哲夫
2
,
大川 嗣雄
3
1埼玉医科大学
2東京都心身障害者福祉センター
3横浜市立大学医学部病院リハ科
pp.367-372
発行日 1973年3月10日
Published Date 1973/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102902
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第6回 International Congress of Physical Medicineは1972年7月2日から6日までBarcelonaで開催された.会長はBarnosell教授.参会者はおよそ2000名.出題は一般講演353題“リハビリテーションと社会”,“リハビリテーションと教育”の2シンポジウムがあり,旧王宮と闘牛場の中間にある学会会議場は大(1),中(3),小(3)の会議室,広い展示場を備え,空調もよく盛会であった.会期中に本学会の母体であるInternational Federation of physical Medicine(今回からI.F. of P.M. & Rehabilitationと改名)の執行委員会が開かれ,さらにIRMA(International Rehabilitation Medicine Association)の代表者会議とAPLPM & R(Asian Pacific League of Physical Medicine & Rehabilitation)の代表者会議もあって,筆者は一般講演を聞く機会をほとんど持てなかったので,以下,主にこれらの会議の内容を紹介することにする.
IFPMの会議では,教育に関する委員会とinterprofessional relationsに関する委員会とが開かれたが,両者に共通する問題があるのみか,両者にまたがる委員もいるため,途中から合同の委員会が持たれた.前者の委員長はWagemacker,後者の委員長はMaigne博士であった.
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