Sweet Spot 文学に見るリハビリテーション
スタインベックの『怒りの葡萄』―片目の男の自己憐憫
高橋 正雄
1
1筑波大学障害科学系
pp.792
発行日 2010年8月10日
Published Date 2010/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101838
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1939年にスタインベックが発表した『怒りの葡萄』(大久保康雄訳,新潮社)は,オクラホマの貧農ジョード一家が,自ら開墾した土地を捨ててカリフォルニアへと向かう話だが,その途中で次男のトムと三男のアルが,片目の男に出会う場面がある.
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