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編集後記
吉
pp.710
発行日 2010年7月10日
Published Date 2010/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101822
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弊誌ではよく「ニュース」欄に「ノーマライゼーション」誌(日本障害者リハ協会刊)の特集目次を掲載しています.本号の621頁に目次を掲載している同誌5月号の特集は「映画の力と可能性」で,障害のある人をテーマにした映画に関する企画です.掲載されている作品リストをみると,記録映画ではあまり耳にしたことのないタイトルもあるものの,それ以外は「街の灯」,「レインマン」,「アビエイター」など,誰もが知っているであろうメジャー作品がほとんどです.障害とは身近なものだと改めて感じました.本特集ではこのほかに,山田洋次監督へのインタビュー,弊誌で「映画に見るリハ」を連載中の二通諭先生による「映画の中の障害者像」など,映画好きにはたまらない内容です.ぜひご一読ください.
最近,1950年~60年代のアメリカ映画を観ることが多くなりました.昔の映画は長さが90分前後と丁度いいし,ヒロインも純粋な雰囲気をもっている人が多く魅力的です.最近,こうした清純派というか正統派の女優さんが減ったのは「純粋→単純→つまらない」と人に思われるのを恐れてのことでしょうか.
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