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編集後記
吉
pp.988
発行日 2009年10月10日
Published Date 2009/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101625
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今年の芥川賞受賞作品「終の住処」が掲載された「文藝春秋」(2009年9月号)を人からいただきました.普段,このような雑誌を読むことはあまりないので,好奇心から読んでみました.しかし,受賞作品や衆議院選に関する記事もいいのですが,仕事柄,他の雑誌担当者が書いた編集後記が気になります.「総合リハ」の編集後記は400字強で,それを毎月1本書くのは簡単なようですが,特にテーマが与えられるわけではないので,いつも何を書こうかと苦心し校了間際まで悩んでしまいます.そこで,参考になればと「文藝春秋」の最後のページに目を通すと,「編集だより」と「社中日記」いう2種類の記事があります.前者は記事に関連した真面目なもので,後者は会社の部活やら仕事中の居眠りについて書かれいてかなりくだけた内容です.しかも編集部員の名前(実名!?)まで入っています.個人情報保護がうるさく言われるご時勢にかえって新鮮でした.一瞬,私も真似て実名付きで編集会議や社内でのエピソードを披露してみようかと思いましたが,発禁処分にされて皆様のお手元に届かなくなっては困るので,やめておきます.
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