連載 てんかんへの実践的対応
抗てんかん薬と臨床薬理
小畑 信彦
1
1秋田県立リハビリテーション・精神医療センター
キーワード:
てんかん
,
臨床薬理
,
治療有効濃度
Keyword:
てんかん
,
臨床薬理
,
治療有効濃度
pp.966-967
発行日 2009年10月10日
Published Date 2009/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101618
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てんかんへの薬物治療を行う際には,抗てんかん薬が体内に入った後,どのような働きをするか(臨床薬理)を知ることが大切である.詳しく言うと,体内に入った薬がどのようにして作用点に到達するか(薬物動態学),作用点でどのように効くか(薬力学)の2つの視点に分かれるが,本稿では,前者の体内でどのように動くかについて紹介する.なお,今回の記載の一部は,前号の「適薬の選択と適量の決定」で述べた内容と重複するものがある.
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