学会印象記
第31回総合リハビリテーション研究大会in広島
寺島 彰
1
1浦和大学総合福祉学部
pp.176-177
発行日 2009年2月10日
Published Date 2009/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101453
- 有料閲覧
- 文献概要
総合リハビリテーション研究大会は,1977年に「リハビリテーション交流セミナー」として,医療,教育,職業,社会等,各分野にまたがるリハビリテーション従事者の横の連携と,人的・知的交流を目指し,リハビリテーション専門職の有志らにより開始された.1991年からは,現在の「総合リハビリテーション研究大会」として,東京近郊とそれ以外の都市で原則1年おきに開催を重ねてきた.昨年は東京で開催されたので,今回の第31回大会は広島で,2008年8月29日,30日の2日間にわたり,「手と手を…ひろしまからの発信」をテーマに開催された.
大会会場は,広島国際会議場である.同会議場は,平和記念公園の中にあり,平和記念資料館と棟続きの建物である.リハビリテーションの理念は,第一次世界大戦の多くの戦傷軍人の救済のために生まれたため,リハビリテーションと戦争の関係を思い起こさせた.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.