連載 地域リハビリテーションのモデル
私立病院を中心とした活動
浜村 明徳
1
1医療法人共和会小倉リハビリテーション病院
キーワード:
私立病院
,
地域リハビリテーション
,
直接援助活動
,
組織化活動
,
教育啓発活動
Keyword:
私立病院
,
地域リハビリテーション
,
直接援助活動
,
組織化活動
,
教育啓発活動
pp.937-939
発行日 2007年9月10日
Published Date 2007/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101045
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共和会(当組織)の機能と地域リハビリテーションの位置づけ
図1に当組織全体の機能について紹介したが,関連の組織を含めて地域リハビリテーションの推進を目標に活動している.また,図2に全体のリハビリテーションやケアの流れを示した.
当組織の病院はリハビリテーション機能を中心としており,回復期リハビリテーションが主たる機能となる.いわゆる急性期医療は行っていない.回復期リハビリテーション病棟(120床)の2006年度の入院患者数は630名,約55%が脳血管疾患で,在宅復帰率は約70%である.また,障害者施設等一般病棟や医療療養病床で慢性期(維持期)のリハビリテーションも行っている.急性期医療は実施していないことから,急性期病院との医療連携,また在宅復帰時の地域連携が課題となっている.
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