Japanese
English
短報
脳神経外科急性期~亜急性期患者に対する体操および合唱の有用性
Effects of simple exercise and singing songs for patients in acute to subacute period in a neurosurgery ward.
窪田 真子
1
,
森田 博絵
1
,
山田 昌興
2
,
清水 惠司
2
,
小松 誓子
1
Mako Kubota
1
,
Hiroe Morita
1
,
Shoko Yamada
2
,
Keiji Shimizu
2
,
Chikako Komatsu
1
1高知大学医学部付属病院看護部
2高知大学医学部付属病院脳神経外科
1Department of Nursing, Kochi University Medical School
2Department of Neurosurgery, Kochi University Medical School
キーワード:
急性期病棟
,
音楽療法
,
体操
,
合唱
,
脳神経外科
Keyword:
急性期病棟
,
音楽療法
,
体操
,
合唱
,
脳神経外科
pp.385-389
発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100288
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はじめに
音楽療法は認知障害や認知症患者の心身機能の回復や生活の質の向上を目的として活用され1,2),2001年に日本音楽療法学会が発足し,音楽療法士の制度も確立されている3,4).重症頭部外傷や脳卒中の回復期患者に対して,音楽療法が脳機能回復を促進するという報告はあるが5,6),急性期~亜急性期の脳神経外科患者に対してこれらの有用性を評価した報告は見当たらない.今回,急性期病棟にて,体操と合唱が患者の知的レベルおよび精神活動の回復をもたらしたので報告する.
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