特集 進歩する低侵襲手術に応じた理学療法—治療プログラム,目標設定,リスク管理
頭部の低侵襲手術と理学療法
丸屋 淳
1
,
佐藤 誠
1
Jun MARUYA
1
,
Makoto SATO
1
1秋田赤十字病院リハビリテーション科
キーワード:
神経内視鏡手術
,
脳内血腫
,
リハビリテーション
Keyword:
神経内視鏡手術
,
脳内血腫
,
リハビリテーション
pp.148-153
発行日 2022年2月15日
Published Date 2022/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202570
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神経内視鏡手術は,低侵襲的であることから患者にとって利点の多い手術法として注目され,日本神経内視鏡学会の会員数は右肩上がりに増加している状況である.2006年に技術認定医制度が導入され,毎年多くの神経内視鏡技術認定医が誕生しており,神経内視鏡手術は日常的に行われる一般的な脳神経外科手術となりつつある.
神経内視鏡手術として,内視鏡下第三脳室開窓術,内視鏡下経鼻的頭蓋底手術,神経内視鏡下血腫除去術,顕微鏡手術の際の内視鏡支援などがよく行われているが,本稿では紙幅の関係上,多くの施設で行われ,リハビリテーションとのかかわりが大きい脳内血腫に対する神経内視鏡手術について概説する.
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