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報告
自立歩行が可能な脳卒中患者における日本語版Physical Activity Scale for the Elderly(PASE)を使用した身体活動量評価の妥当性および信頼性の検討
Reliability and validity of the Physical Activity Scale for the Elderly in stroke patients with independent gait
吉田 啓志
1
,
増田 裕里
1
,
近藤 駿
1
,
井戸田 弦
1
,
永井 宏達
2
Keishi YOSHIDA
1
,
Yuri MASUDA
1
,
Shun KONDO
1
,
Gen IDOTA
1
,
Kotatsu NAGAI
2
1千里中央病院リハビリテーション科
2兵庫医療大学リハビリテーション学部理学療法学科
キーワード:
脳卒中患者
,
身体活動量
,
Physical Activity Scale for the Elderly
,
妥当性
Keyword:
脳卒中患者
,
身体活動量
,
Physical Activity Scale for the Elderly
,
妥当性
pp.1275-1279
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202499
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要旨 【目的】自立歩行が可能な脳卒中患者における日本語版Physical Activity Scale for the Elderly(PASE)を使用した身体活動量評価の妥当性および信頼性を検証することである.【方法】妥当性は,対象者27名に対し,入院環境と生活環境においてPASEと3軸加速度計にて評価した身体活動量の相関係数にて基準関連妥当性を評価した.信頼性は,対象者19名に対し,級内相関係数(intraclass correlation coefficients:ICC)にて検者内信頼性を評価した.【結果】妥当性は,生活環境において高い妥当性を認めた(ρ=−0.40〜−0.67).信頼性においても,高い信頼性を認めた(ICC=0.98).【結論】自立歩行が可能な脳卒中患者におけるPASEを使用した身体活動量評価は,妥当性および信頼性とも良好であり,生活環境での応用が今後期待される.
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