書評
—鈴木大介(著)—「《シリーズ ケアをひらく》「脳コワさん」支援ガイド」
峯尾 舞
1
1北原国際病院リハビリテーション科・就労支援室
pp.1186
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202073
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私が鈴木大介氏に初めてお目にかかったのは2016年9月だった.『脳が壊れた』(新潮新書,2016年)に描かれている高次脳機能障害の描写に感激し,出版社に問い合わせ,実現した.
その後,何度か対談をさせていただき,鈴木氏のお話が非常に具体的であり,なおかつ豊富な工夫や対応策にあふれる実行可能な内容であることがわかった.私は,鈴木氏の経験や工夫を多くの「脳コワさん」本人や家族,リハビリテーションスタッフ等に伝えたいとかねてから思っていたため,本書の出版は,心から待ちわびたものだった.
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