特集 多分野に広がる理学療法
プロサッカーにおける理学療法士の役割
塙 敬裕
1
Keisuke Hanawa
1
1鹿島アントラーズFC
キーワード:
チーム
,
メディカルスタッフ
,
多職種連携
Keyword:
チーム
,
メディカルスタッフ
,
多職種連携
pp.1005-1007
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201035
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はじめに
日本のサッカー業界・分野で働くメディカルスタッフ(医師は除く)は主にはり師きゅう師,あん摩マッサージ指圧師,柔道整復師,理学療法士,日本体育協会公認アスレティックトレーナー(athletic trainer:AT),National Athletic Trainers' Association-Board of Certification(NATA-BOC)公認アスレティックトレーナー(Athletic Trainer, Certified:ATC)などのいずれかの資格,もしくは複数の資格を有している.役職名としてはマッサー,トレーナー,フィジオセラピスト,コンディショニングコーチなどチームによってさまざまである(表1).
筆者自身,理学療法士と日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得している.2015年シーズンは鹿島アントラーズFC育成部トレーナーとして1年間,2016年シーズンから現在まで鹿島アントラーズFCトップチームのフィジオセラピストとして契約している.本稿では,鹿島アントラーズFCで筆者自身が担ってきた役割と他の専門職とのかかわりについて述べる.
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