特集 多分野に広がる理学療法
プロ野球における障害予防の取り組み
岩本 仁
1
Masashi Iwamoto
1
1株式会社横浜DeNAベイスターズコンディショニンググループ
キーワード:
プロ野球チーム
,
理学療法士の役割
,
理学療法の活用
,
チームアプローチ
,
横浜DeNAベイスターズ
Keyword:
プロ野球チーム
,
理学療法士の役割
,
理学療法の活用
,
チームアプローチ
,
横浜DeNAベイスターズ
pp.1001-1004
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201034
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はじめに
日本国内において「プロ野球」と言えば,日本野球機構(Nippon Professional baseball organization:NPB)傘下のセントラル・リーグとパシフィック・リーグの2リーグ全12球団を指す.そのなかで理学療法士免許を有しトレーナーとして活動しているのは17名(2016シーズン時点)である1).その多くは,リハビリテーションの分野に長けている理学療法士の専門性を生かしリハビリテーション担当のトレーナーとして従事している場合が多い.また,個人の能力によってはメディカルトレーナーとして1軍に帯同する,もしくはチーム内のストレングス・コンディショニングを担当することもあり,その役割は各球団で異なる.本稿では,筆者が所属する横浜DeNAベイスターズでの経験と理学療法を活用した障害予防アプローチなどについて紹介していきたい.
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