学会印象記
—The 13th International Congress of the Asian Confederation for Physical Therapy(ACPT2016)—課題を実感したマレーシアでの4日間
山口 翔平
1
1久垣病院リハビリテーション部門
pp.148-149
発行日 2017年2月15日
Published Date 2017/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200793
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2016年10月7,8日にマレーシア・クアラルンプールにてThe 13th International Congress of the Asian Confederation for Physical Therapy(ACPT2016)が開催されました.日本では日ごとに気温が下がり,寒くなっていく一方,マレーシアではじめっと汗ばむ空気を感じ,これが東南アジアの眠らない街クアラルンプールかと,気持ちの高揚を感じました.開会式には,マレーシア保健大臣も出席しており,本大会へのマレーシアの意気込みが現われていました.メインテーマは「Movement-Bridging Health and Function」であり,社会で求められている理学療法の役割,理学療法士の基盤となるものでした.このテーマのもと,教育講演,特別講演,口述発表,ポスター発表という発表形式で2日間催されました.
自分自身2度目の海外で,また初めての国際学会であったため,本大会では「できるだけたくさんの国の人とコミュニケーションをとること」,自信はありませんでしたが「自分の英語がどれだけ通用するか知ること」を目的として参加しました.
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