入門講座 症例を担当するということ・6
役に立つ記録と報告
山本 喜美夫
1,2
,
村永 信吾
2
,
鵜澤 吉宏
1,2
Kimio Yamamoto
1,2
1医療法人鉄蕉会亀田総合病院リハビリテーション室
2医療法人鉄蕉会医療管理本部リハビリテーション事業管理部
キーワード:
診療記録
,
問題志向型システム(POS)
,
Team STEPPS
Keyword:
診療記録
,
問題志向型システム(POS)
,
Team STEPPS
pp.775-780
発行日 2016年8月15日
Published Date 2016/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200641
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はじめに
診療情報の共有と二次活用は,チーム医療を推進するうえで重要な課題の1つである.診療録や診療に関する諸記録が電子化したことで,情報共有手段は進歩し続けている.一方,個人情報保護,守秘義務などの観点から,診療情報の扱いには細心の注意を払う必要がある.本稿では,理学療法士の立場で診療情報に関する法律や規定の理解を深めるとともに,医療の安全性と質の向上に役立つ記録と報告のスキルを紹介する.
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