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書評 —杉本勝正(監修)/林 典雄(著)—「運動療法のための運動器超音波機能解剖—拘縮治療との接点」
小柳 磨毅
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1大阪電気通信大学医療福祉工学部
pp.727
発行日 2015年8月15日
Published Date 2015/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200289
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運動器に対する超音波画像診断装置の解像度が著しく進歩し,臨床での使用が普及しつつある今日,そのトップランナーである著者による時宜を得た価値ある書籍が出版された.
本書は「関節拘縮を超音波で見るとは」との総論に始まり,上肢と下肢の関節における組織の超音波観察と拘縮との関連,さらに近年注目が高まっているエラストグラフィーを用いた組織弾性の計測を示した章により構成されている.
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