特集 小児理学療法の動向
卒前小児理学療法教育の現状と課題
小塚 直樹
1
Kozuka Naoki
1
1札幌医科大学保健医療学部理学療法学科
pp.729-734
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105408
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1.はじめに
小児を対象とした理学療法は,発達しつつある個体に加えられた障害に対し介入するという特徴をもっている.その理学療法体系においては,発達という時間経過を考慮しながら,理学療法評価・治療プログラムを構築する必要がある.本稿ではこのような特殊性を持つ理学療法学教科に対して,卒前教育として本学ではどのように対処しているかを具体的に解説し,その教育上の問題点と課題および今後の展望を論じることを目的とする.
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