特集 上肢帯機能障害と理学療法
骨折,腱・神経損傷による上肢帯機能障害に対する理学療法
植田 一幸
1
,
伊藤 義広
1
,
藤井 園子
1
,
宗重 博
1
Ueda Kazuyuki
1
1広島大学医学部附属病院リハビリテーション部
pp.172-178
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105260
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1.はじめに
上肢の機能障害は労働災害,交通事故,自傷行為など様々な原因によって起こり,我々の職業生活や家庭生活あるいは学生生活などの日常生活活動(以下ADL)に大きな支障を与える.その治療に際しては高度な専門的知識と技術が要求されるが,今回は肘より末梢における骨折,腱・神経損傷を中心に,我々が実際臨床で行っている理学療法について述べる.
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