1ページ講座 理学療法評価のコツ・1
形態測定
平山 昌男
1
1兵庫県立総合リハビリテーションセンターリハビリ療法部
pp.40-41
発行日 1999年1月15日
Published Date 1999/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105224
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理学療法士が,臨床で患者の治療目標やプログラムを立案するとき,まず実施するのは評価である.評価には,観察・面接・検査・測定・記録・統合・解釈などが含まれ,それらを包括的に捉えることが必要である.それらの評価のなかに,形態測定(anthropometricmeasurement)の項目がある.形態測定は身体測定とも言われ,身体各部位の大きさや長さ,形などを測定することであり,臨床上でもよく実施される(表1).以下に形態測定の主だったものについて,評価のコツを述べる.
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