講座 難病・6
神経難病に対する理学療法
内山 靖
1
,
酒井 保治郎
1
,
岡本 幸市
1
Uchiyama Yasushi
1
1群馬大学医学部
pp.449-456
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105096
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はじめに
本講座「難病」のシリーズでは,厚生省特定疾患の中から,特に理学療法の適応となりやすい疾患の発症メカニズムや診断にかわわる最新知見が,主として分子生物学的アプローチの成果とともに紹介されてきた.最終回の本稿では,これまでの進歩を踏まえて,実際の治療を展開する上での現状と課題を理学療法の視点から概観することとした.また,前回までの講座で触れられていない脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration;SCD)については,項を設けて具体的に触れた.
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