特集 理学療法の展望
21世紀の理学療法―私はこう考える
何のための理学療法なのかが問われる時代
古井 透
1
Furui Toru
1
1広島県熊野町老人福祉センター
pp.907-909
発行日 1996年12月15日
Published Date 1996/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104938
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理学療法はその治療のなかで「障害」の本質に世俗的な先入観や固定概念を超えて迫り,それとうまく折り合いをつけることで,障碍者の利益に供する技術であり続けてきた.
人生の前半には障碍者になる可能性,後半には障碍者になる必然性のある時代ともいわれる21世紀には,理学療法は真っ正面からその態度を問われる時代になるのだろう.
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