TREASURE HUNTING
「皆と違うことをやる」チャレンジ精神―立山順一氏((株)メディケア・リハビリ)
本誌編集室
pp.431
発行日 1997年6月15日
Published Date 1997/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104799
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今月ご登場いただく立山順一氏も,医療機関を離れて理学療法士の活動の場を地域に求め,医療の枠を超えて沢山の仲間と手を組んで活躍されているお一人である.本欄の登場人物が3号連続して,既成の概念を乗り越えて新しい領域に進出していった方々であるというのも,どうやら単なる偶然ではないようだ.それだけ,理学療法士の知識・技術に対する社会のニーズが高まっているということだろう.
立山氏は,医療の枠を超えて地域社会に貢献するためには会社を起こすのが一番と,平成2年に(株)メディケア・リハビリを起こし,以来8年間,夢の実現をめざして着実な歩みを進めてきた.設立当初は,理学療法士と作業療法士が中心になって市町村から委託を受けて地域の保健福祉事業に参画してきたが,そのなかで地域リハビリテーションの奥の深さと多職種間の連携の重要性を学んだという.それが今日のメディケア・リハビリの多様な活動に結びついているのはいうまでもあるまい.
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