特集 小児の理学療法
二分脊椎症の理学療法
小山 一信
1
,
山本 雅也
2
Koyama Kazunobu
1
1山弘会上山病院理学診療科
2村上整形外科
pp.420-425
発行日 1997年6月15日
Published Date 1997/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104797
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1.はじめに
二分脊椎症は下肢の弛緩性麻痺,知覚障害,膀胱直腸障害を主症状とし,上肢機能および知能は障害されないのが一般的である.したがって我々は,健常者と共に社会生活を営むうえで自立歩行は必要かつ重要であると考えている.
本症の理学療法として,各障害レベルにおける変形・拘縮および理学療法評価,年齢や能力に応じた段階的な治療計画,適切な装具のアラインメントについて述べる.
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