特集 4年制大学における理学療法教育
4年制大学における理学療法学内実習の課題と展望
久保 晃
1
,
丸山 仁司
1
Kubo Akira
1
1国際医療福祉大学理学療法学科
pp.103-106
発行日 1997年2月15日
Published Date 1997/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104715
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1.はじめに
日本の理学療法教育は昭和38年に20名定員の専修学校として始まった.その後,昭和53年に30名定員の専門学校ができ,平成4年には需給計画の見直しにより,既存の養成校の多くが40名定員となった.昭和54年に3年制の医療短大(定員20名),平成4年には4年制大学が新設された.本学は平成7年に開学した4年制大学である.入学定員が80名と,他の理学療法の大学または専門学校と比較して非常に多い.そのなかで,4年制大学として,多数教育の方法を模索している現状である.
そこで今回は,当大学で実践している理学療法の学内実習の現状と方針について述べ,実習後の試験に対する学生の反応の分析結果について報告し,今後の課題や展望について述べる.
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