Japanese
English
特集 脳外傷
合併症を有する脳外傷のリハビリテーション
Traumatic Brain Injury: Rehabilitation for Cases of Traumatic Brain Injury with Complications
平山 昌男
1
,
小嶋 功
1
,
堀口 ゆかり
1
,
山口 はつね
1
,
山下 隆昭
1
Masao HIRAYAMA
1
,
Isao OJIMA
1
,
Yukari HORIGUCHI
1
,
Hatsune YAMAGUCHI
1
,
Takaaki YAMASHITA
1
1兵庫県立総合リハビリテーションセンター
1Department of Rehabilitation, Hyogo Rehabilitation Center.
pp.823-828
発行日 1994年12月15日
Published Date 1994/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104145
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Ⅰ.初めに
外傷による脳損傷はその拡がりや病理学的な違いや,年齢,合併症などの因子の影響により脳血管障害とは経過や予後が異なると考えられるが,それらについての報告は少ない.
今回,リハビリテーション治療を主目的として当センターに入院した頭部外傷患者について,ADLの変化と年齢や入院期間,合併症などの関係を検討した.また,入院時はADLの介助量が多かったが退院時には予想以上に回復がみられた数例の症例と合わせて報告する.
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